徳島大学環境防災センター長 岡部健士
徳島地方気象台長 赤木 智
近年,竜巻による被害が頻発しています.昨年11月に北海道佐呂間町で発生した竜巻は,トンネル工事現場事務所を飛散させ,会議中の9名が犠牲となりました.また,同年9月には台風13号の接近に伴い宮崎県延岡市で竜巻が発生し,JRの特急列車「にちりん9号」の脱線転覆事故や多数の家屋等に被害を及ぼし,死者3名,負傷者143名の大惨事となりました.
そこで,突風災害の低減のための一助となすよう,下記要領にて2007年8月29日に徳島市国府町で発生した竜巻による強風被害調査の報告会を開催いたします.多数のご参加をお待ちしています.なお,参加費は無料です.
記
主催 徳島大学環境防災研究センター・徳島地方気象台
共催 土木学会四国支部・日本風工学会
1. 日時 2007年12月1日(土) 13:30−15:10
2. 場所 徳島大学工業会館2F メモリアルホール
3. プログラム
司 会 徳島大学環境防災研究センター 副センター長 長尾文明
13:30 開会挨拶
徳島地方気象台 台長 赤木 智
13:35 現地調査報告その1 −通報から報道発表に至るまで−
徳島地方気象台 防災業務課 弘田 実
14:05 現地調査報告その2 −映像から推定した竜巻の特性−
徳島大学環境防災研究センター 准教授 野田 稔
14:35 気象解析報告 −突風予測に向けた取組み―
徳島地方気象台 技術課 北村美沙子
15:05 閉会挨拶
徳島大学環境防災研究センター センター長 岡部健士
4. 風洞実験施設見学
報告会終了後,希望者を対象とした徳島大学建設工学科の風洞実験施設の見学会を行います.
5. 問合せ先
徳島大学環境防災研究センター tel:088-656-8965
以上